日経平均が初の6万9000円台 ─ 米イラン合意と日銀利上げ観測が重なった一日
15日の東京株式市場は急騰した。トランプ米大統領が「イランと戦闘終結で合意した」と発表、ホルムズ海峡の開放も明言したことで地政学リスクが一気に後退。原油先物が急落し、エネルギーコスト低下への期待が日本株全体を押し上げた。同日、日銀は政策金利の引き上げを最終判断する会合を開始しており、翌16日の結果も注目を集めている。
何が起きているか
日経平均終値 6万9,317円(前週末比+3,297円)
15日の日経平均株価は前週末比3,297円46銭高の6万9,317円50銭で終値(日本経済新聞)。終値ベースで初めて6万9,000円台に乗せた。半導体・自動車・航空など幅広いセクターに買いが入った。
米イラン停戦合意が引き金
トランプ大統領が同日早朝(日本時間)に「イランと戦闘終結で合意」と発表し、ホルムズ海峡の開放を明言(正式締結は19日予定)。NY原油先物は80ドル台に急落した(日本経済新聞)。
日銀が政策金利の最終判断へ
日銀は15〜16日に金融政策決定会合を開催。現行0.75%の政策金利を1.0%へ引き上げる方向で最終判断するとみられており、物価の上振れリスクへの対応が主な背景とされている(日本経済新聞)。
どう読むか
原油安は輸送費・光熱費の押し下げ要因で、家計目線では物価上昇が一服する可能性がある。一方、利上げが決定されれば変動型住宅ローンの金利上昇圧力が高まるタイミングと重なるため、明日(16日)の日銀会合の結果は住宅ローン利用者にとっても無視できない。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買や金融商品への投資を推奨するものではなく、将来の相場・金利動向を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。