日経平均3191円高・7万2366円で大引け——2日間の急落を1日で全戻し
25日の東京株式市場は終日にわたって買いが続き、日経平均株価の終値は前日比3191円37銭高(4.61%)の7万2366円34銭で大引けを迎えた(Yahoo!ファイナンス 日経平均時系列)。23日に2565円安、24日に613円安と2日連続で急落していたが、その合計3178円の下落を実質1日で取り戻した形だ。
何が起きているか
相場の起点は、米国時間6月24日に発表されたマイクロン・テクノロジーの過去最高決算。純利益が前年同期比15倍と異次元の好決算を受け、米国時間外取引でマイクロン株が約15%急伸し、東京市場でも朝から半導体関連株に広範な買いが入った(財経新聞 2026/06/25)。
前場の引け(正午時点)では+2679円高だったが、後場も勢いは衰えず、最終的な上げ幅は3191円まで拡大。日中高値は7万2594円(Yahoo!ファイナンス)に達した。東京エレクトロンやアドバンテストなどAI・半導体製造装置株が相場をけん引し、幅広いセクターに買いが波及した。
為替面では、ドル円が1ドル=161円台後半で高止まりしており、政府・日銀による介入警戒ラインとされる162円に迫る水準が続いている(OANDA Japan 2026/06/25 為替コメント)。三井住友DSアセットマネジメントは「介入か、さらなる円安か」という分岐点に差し掛かっているとの見方を示している(三井住友DSAM 2026/06/23レポート)。
どう読むか
3000円超の1日上昇は極めて稀な動きで、AI向けメモリ需要の力強さが改めて確認された日となった。ただし161円台の円安は輸入物価を通じた生活コスト増の圧力として続いており、株高の恩恵を受けやすい資産(株式・外貨建てファンドなど)とエネルギー・食料品の家計費上昇という二つの流れが同時進行している点は意識しておきたい。
注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替レートを保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。