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日経平均が3005円安で大引け――歴代3位の急落と東京CPIの加速

公開:2026年6月26日執筆:インフレ防衛メディア編集部

6月26日(金)の東京株式市場は、前日に最高値圏を更新した翌日に一転して急落した。日経平均株価の終値は前日比3005円58銭安(4.15%下落)の6万9360円。下げ幅は歴代3位にあたる水準で、朝から売りが止まらない一日だった。

何が起きているか

急落の主因:AI半導体テーマへの逆回転

前日(25日)は米マイクロン・テクノロジーの好業績見通しを受けてAI・半導体関連株が急騰し、日経平均は3191円高と急伸していた。その翌日、米国市場でアップルなど主要ハイテク株が下落した流れを受け、東京市場でも利益確定売りが集中した(日本経済新聞)。

特に目立ったのがソフトバンクグループ(SBG)の12.53%急落。出資先の米OpenAIがIPO(新規上場)の延期を検討しているとの報道が材料視された。アドバンテスト・東京エレクトロン・キオクシアホールディングス・太陽誘電・村田製作所などAI半導体関連銘柄も軒並み大幅安となった(株探ニュース)。

東京都区部CPI:コアが1.6%に加速

同じ26日に総務省が公表した東京都区部の6月消費者物価指数(生鮮食品除くコアCPI)は前年同月比1.6%上昇(5月:1.3%)。生鮮食品とエネルギーをともに除くコアコアCPIは**1.9%**に伸びが加速した(5月:1.6%)(BigGo Finance)。日銀が目標とする2%には5カ月連続で届かなかったが、コアコアは着実に近づきつつある。今月の会合で政策金利を1.0%(約31年ぶりの高水準)へ引き上げたばかりの日銀にとって、この数字は追加利上げを検討する根拠として参照されやすい(日本経済新聞)。

どう読むか

前日+3191円→翌日▲3005円という連日の大振れは、AIテーマへの感応度が極めて高い相場環境を映している。NISAで半導体系ETFや個別株を保有している人は含み益が一日で大幅に縮んだケースもあるが、テーマが崩れたというよりは「上がりすぎへの調整」との見方が多い。一方、東京コアコアCPIが2%に迫ってきた点は、食料・エネルギーを除いた日々の消費価格が静かに上昇していることを示す。賃上げが物価に追いついているかどうかを確認する意味で、7月発表予定の全国CPIにも注目したい。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・業績を保証するものでもありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。