前場の日経平均が約2,300円安──AI・半導体株に利益確定売り
前日(6月25日)に3,191円高と急騰した日経平均株価が、6月26日の前場で大幅に反落した。午前9時27分時点で前日比2,281円安の7万85円(約70,085円)を付け、安値圏でのもみ合いが続いた。
何が起きているか
米半導体大手マイクロン・テクノロジーが前日夜(日本時間)に好調な業績見通しを発表したことを受け、6月25日の東京市場でAI・半導体関連株が急騰した。その反動として、6月26日の前場ではアドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループなどを中心に利益確定売りが先行。33業種中20業種が下落する幅広い売り圧力となった(株式新聞Web、2026-06-26)。
米国市場では前日時点でナスダック総合指数が4日続落しており、ハイテク株全般への慎重ムードが東京市場にも波及した形だ。為替は1ドル=161円台後半の円安水準が続いている(OANDA、2026-06-26)。
どう読むか
前日の急騰がマイクロン決算という単一材料に集中していただけに、材料出尽くしで利益が乗った投資家が売りやすい局面だった。日経平均は7万円前後を維持しており、AI・半導体テーマの地合いが崩れたわけではないが、個別銘柄の1日の値幅が数千円単位になる場面が続いており、短期売買には引き続き注意が必要だ。NISAで保有する半導体関連ETFや個別株の短期的な下落に慌てず、積立設定を乱さないことが長期投資家には重要になる。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・業績を保証するものでもありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。