前場の日経平均が反発、+363円で69,096円 米独立記念日で流動性薄く円は160円台推移
昨日(7月2日)に1,741円安(▲2.47%)と急落した日経平均が、7月3日の前場は約363円(+0.53%)反発し69,096円近辺(12:48時点)で推移しました。ただし戻りは昨日の下げ幅の2割程度にとどまっており、上値の重い展開が続いています。
何が起きているか
東京株式市場は前場、自律反発の買いが先行しました。7月2日の大引けは前日比1,741円81銭安の68,733円15銭(Yahoo!ファイナンス)。半導体・AI関連の米ナスダック下落が波及したもので、2026年の下げ幅として2番目の規模でした(日本経済新聞 2026年7月2日)。
為替は、7月2日(現地時間)夜の米6月雇用統計(非農業部門雇用者数+5.7万人、予想の約半分)を受けて162円台後半から160円台前半へ急落した後、本日は160.6〜161.8円を予想レンジとして方向感を探る展開です(外為どっとコム 2026年7月3日)。一時は160.922円まで軟化する場面もありました(外為どっとコム 2026年7月3日・日中レポート)。
米国市場は7月4日(独立記念日)の代替休日にあたり本日は休場です。市場参加者が限られるため、「突発的な仕掛けによる乱高下」や財務省・日銀による不意打ち介入への警戒が引き続き高い状態です(同上)。
どう読むか
米国市場が休場で薄商いが続く中、ドル円は「歴史的な円安圏」(160円台)に滞留しています。雇用統計の弱さはFed利上げ期待を後退させる材料で、中期的には日米金利差縮小・円高方向の圧力となる可能性がある一方、今日明日の相場には直接反映されにくい局面です。輸入物価(食料・エネルギー)への影響が和らぐかは来週以降の指標次第とみるのが妥当で、足元は市場の薄さを利用した介入リスクを含め、値動きの荒い展開に備えておく姿勢が重要です。
注意
本記事は公開情報をもとにした情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買や資産運用を推奨するものではなく、将来の市場動向や物価を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。