広告/PR本サイトにはアフィリエイトリンクを含むページがあります。掲載内容は情報提供であり、投資助言ではありません。
ニュース

【7月9日 市場総括】10年国債が一時2.9%台と30年ぶり高水準、日経平均は924円高で着地

公開:2026年7月9日執筆:インフレ防衛メディア編集部

7月9日の東京株式市場は、AI・半導体関連銘柄への買い戻しを受けて日経平均が4営業日ぶりに反発したが、後場に入ると10年国債利回りが一時2.900%と30年ぶりの高水準に達し、午後に上げ幅が縮小した。円安・原油高・長期金利上昇という三つの圧力が重なる一日となった。

何が起きているか

日経平均・市場全体の終値

7月9日の日経平均終値は6万7743円85銭(前日比+924円80銭、+1.38%)で、4営業日ぶりの反発(日本経済新聞)。前場は一時1600円を超える上昇を見せたが、後場の長期金利上昇を受けて伸び悩んだ。アドバンテスト(6857)が急反発するなど米半導体株高の追い風を受けたAI・半導体関連が相場を主導した。

10年国債利回りが1996年以来の高水準

国内の10年国債利回りが後場に一時2.900%へ上昇し、1996年9月以来約30年ぶりの高水準に達した(日本経済新聞)。米国とイランの対立再燃により原油価格が高止まりしていることがインフレ懸念を高め、日本の長期金利を押し上げる一因となっている。長期金利の上昇は午後の株式市場の重荷にもなり、後場は上値を抑制された。

ドル円・原油の動向

ドル円は終日162円台を維持し、終値は約162円37銭前後(外為どっとコム)。朝方に一時162円71銭まで円安が進む場面もあり、1986年以来の円安水準が続いている。WTI原油は朝方の急騰(前日比+4.4%)後も73〜74ドル/バレル台で高止まりし、ホルムズ海峡の緊張が引き続き供給不安を支えている(CNBC)。

どう読むか

長期金利2.9%は、主要銀行の住宅ローン固定金利に反映されやすいため、住宅購入・借り換えを検討している人には注意が必要な水準だ。変動金利でも日銀が現在0.75%の政策金利を維持しており、今後の追加利上げ観測が続く。円安162円台・原油高・長期金利上昇という三つの圧力が同時進行しており、エネルギーや食品などの輸入コストを通じた物価上昇が家計に長く効いてくる可能性がある。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買や特定の資産への投資を推奨するものではなく、将来の価格変動を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。