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日経平均1315円安で週明け反落——AI株に利益確定、メガバンクへ資金シフト

公開:2026年7月13日執筆:インフレ防衛メディア編集部

週明け月曜の東京市場は売り優勢で始まり、日経平均株価は前週末比1,315円00銭(1.92%)安の6万7,242円73銭で取引を終えた。AI・半導体関連株の利益確定売りが膨らむなか、メガバンク株に逃避的な資金が流れ込む「物色の分散」が目立った一日となった。

何が起きているか

日経平均の終値と主な材料

日本経済新聞(2026年7月13日)によれば、本日の下落を主導したのはAI・半導体関連株への利益確定売りと、中東情勢の先行き不安を受けたリスク回避だ。韓国株が大幅安となりアジア市場全体にセンチメントの悪化が波及したことも重荷となった。一方、高金利環境での収益拡大が期待されるメガバンク株には買いが集まり、相場の下支えとなった。

円相場は162円台前半で反落

日本経済新聞(2026年7月13日 17時)によると、東京外国為替市場で円相場は17時時点で1ドル=162円09〜11銭と前週末より小幅に反落した。三菱UFJ銀行の本日公表仲値は162.13円で、米・イランの対立再燃を背景にドルへの有事の買いが入った。日銀が6月に政策金利を1.00%へ引き上げたにもかかわらず円安基調は続いており、輸入物価への上昇圧力が続く状況だ。

今週最大の焦点:TSMC決算(7月16日)

財経新聞(2026年7月13日)は、今週に控えるTSMC(7月16日)のQ2決算発表が、AI・半導体株の方向感を大きく左右すると指摘する。TSMCは前四半期(Q1)に純利益が前年比+58%を記録しており、AIチップ需要が続いているかを確認する試金石となる。売上高の市場予想は約400億ドルで、ガイダンス(先行き見通し)への注目度が高い。

どう読むか

本日の動きは「AI株が下がったから相場全体が崩れた」というより、「TSMC決算前に利益を一旦確定させた」という性格が強い。AI・半導体関連を保有している場合、16日(木)の結果次第で方向感が再び変わりやすい局面だ。メガバンク株への資金移動は、日銀の利上げ局面で銀行の利ざやが改善するとの期待を映しているが、足元の円安が続く限り、輸入コスト上昇を通じた物価高という家計への圧力も残る。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄・ファンドの売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・業績を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。