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中国AI「Kimi K3」公開で米半導体株急落——SOXが6月高値から20%超下落しベアマーケット入り

公開:2026年7月18日執筆:インフレ防衛メディア編集部

7月17日(米東部時間・金曜日)の米株式市場は、AI・半導体セクターへの売りが加速し主要3指数がそろって下落した。きっかけは中国のスタートアップ「Moonshot AI」が公開した大規模AIモデル「Kimi K3」だ。ドル円は162円台前半で引き続き推移しており、週明けの東京市場でも影響が出やすい状況が続いている。

何が起きているか

米フィラデルフィア半導体指数(SOX)は7月17日、6月につけた高値から20%以上下落し、ベアマーケット(弱気相場)入りの定義を満たした。6月22日以降、半導体セクター全体で失われた時価総額は3.3兆ドル規模に上るという(Yahoo Finance)。

ダウ平均は480ドル超下落し、ナスダックとS&P 500も下落。主要3指数は週間ベースでもそろってマイナスとなった(Yahoo Finance)。

売りの背景にあるのが、中国スタートアップMoonshot AIが公開した「Kimi K3」だ。開発者が自分でダウンロード・実行できるモデルとしては世界最大規模とされており、OpenAIやAnthropicの主力モデルを上回るとも報じられた(Benzinga)。米国のAI向け半導体需要への楽観論が揺らいだことが、エヌビディアや同業各社の株価を直撃した形だ。

為替はドル高・円安基調が続き、ドル円は162円台前半で推移(外為どっとコム 2026/7/18)。来週はFOMCと日銀の金融政策決定会合が相次いで控えており、結果次第では値幅が広がりやすいとの見方が出ている。

どう読むか

米AI・半導体株の調整は6月後半から続いており、東京エレクトロンやソフトバンクGなど日本のAI関連銘柄に週明けの東京市場で売り圧力が波及しやすい局面だ。NISAでAI・半導体テーマの投信やETFを保有している場合は、セクター集中度を改めて確認するきっかけとなりそうだ。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。