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日経平均が前場で1100円超高・3連休明けに急反発——半導体株が先導

公開:2026年7月21日執筆:インフレ防衛メディア編集部

3連休明け21日の東京株式市場・前場は、日経平均が前週末比1100円超高の急反発で終了した。

何が起きているか

21日午前の東京市場で日経平均株価は反発し、前引けは前週末比1114円56銭高(+1.74%)の6万5255円68銭日本経済新聞)。上げ幅は一時1500円を超える場面もあった。TOPIXは+72.08ポイント(+1.84%)の3991.29。

反発の主因は、前週末17日に4000円超の記録的急落を演じた反動の自律反発買い。20日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4日ぶりに反発し、マイクロン・テクノロジーが約2%上昇。21日の韓国・コスピが2%超の反発となったことも、日本のAI・半導体関連株への買いを後押しした(日本経済新聞)。

値上がり率の上位にはキオクシア(約12%高)、IHI、資生堂などが並んだ(株式新聞)。一方、中東情勢の緊張から原油が1バレル83ドル近辺まで上昇しており、エネルギーコストを押し上げる動きは上値抑制要因として残る。

<前週末17日の急落について>

17日には日経平均が一時4100円超下落し、過去3番目の記録的な下げ幅を演じていた(株式新聞)。韓国コスピが6.37%急落したのを発端に、Samsung・SKハイニックスなどメモリ株の売りが東京市場にも波及。キオクシアはストップ安(前日比1万円安の5万2110円)を付ける場面があった。3連休前のポジション整理に加え、信用取引の追証(追加証拠金)に伴う強制売りが下落を加速させたとみられる(楽天証券トウシル)。

どう読むか

今回の急落→急反発の連続は、直近まで大きく値上がりしていたAI・半導体関連株に特有の利益確定売りと自律反発が交互に現れる展開だ。国内NANDメモリ最大手であるキオクシアを含む半導体銘柄の振れ幅は大きく、NISAで半導体ETFや関連銘柄を保有している場合は短期的な値動きへの耐性が試される局面が続きそうだ。一方、原油高止まりは輸入コストを通じてガソリンや電気料金に波及しやすく、家計の物価負担の面からも引き続き注視が必要だ。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価や市場動向を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。