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6月の全国CPI+1.7%を本日発表 日銀の次の一手をどう見るか

公開:2026年7月24日執筆:インフレ防衛メディア編集部

総務省が本日(7月24日)公表した2026年6月の全国消費者物価指数(CPI)は、総合指数が前年同月比**+1.7%、生鮮食品を除くコアが+1.6%**となった。日銀が目安とする2%には届かないものの、物価の底堅さを示す数字として、今日の日本市場では日銀の追加利上げ観測と円相場への影響が焦点になっている。

何が起きているか

総務省統計局が本日発表した6月分 CPI(速報 PDF)の概要は以下のとおり。

  • 総合指数:113.6(2020年=100)、前年同月比 +1.7%
  • 生鮮食品を除くコア:113.1、前年同月比 +1.6%
  • 生鮮食品・エネルギーを除くコアコア:112.2、前年同月比 +1.7%

ドル円は CPI 発表前の日本時間 7 時時点で 1 ドル=163円81銭〜163円82銭OANDA、7月24日 7 時時点)と前日比 50 銭の円高水準で推移。前夜の米国市場では、アルファベット(Google)が設備投資見通しを上方修正したことを嫌気して時間外に株価が急落し、S&P500 が小幅安(約 7,499 ポイント)で引けていた(OANDA 米国株解説、7月23日)。

どう読むか

コアが +1.6% と 2% を下回るため、日銀が即座に追加利上げに踏み切るシナリオは限定的とみられる一方、コアコアが +1.7% と粘り強い水準にある点は見逃しにくい。市場が問い続けているのは「賃金と物価の好循環が持続しているか」という点で、今回の数字がその見方を強める材料になるかどうかが今日一日の円相場の焦点となりそうだ。163 円台の円安水準が続く限り、食料・エネルギーを中心とした輸入コストの押し上げ圧力は家計に残りやすい。

注意

本記事は公表済みの統計・報道をもとにした情報提供であり、投資助言ではありません。個別の資産運用・売買判断はご自身の責任でお願いします。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。