日経平均が前場2000円超安——FOMC・日銀会合ダブル待ちで市場に警戒感
7月26日の東京株式市場・前場、日経平均株価は一時前日比2281円安(7万85円台)まで下落し、安値圏での推移が続いた。今週は29日(水)に米FOMCの結果発表、31日(金)に日銀・金融政策決定会合が相次ぐ「ダブルイベント週」。両会合の結果を見極めたいとの様子見姿勢が広がったかたちだ。
何が起きているか
前場の急落:株式新聞Webによると、26日午前9時27分に日経平均は前日比2281円03銭安の7万85円31銭の安値を付け、午前10時2分時点でも約2000円安の水準で推移した。
今週の2大イベント:外為どっとコムの週間予想(2026年7月26日)によれば、7月29日(水)の米FOMCでは政策金利3.50〜3.75%の据え置きが予想されるが、原油高によるインフレ再加速の評価がウォーシュFRB議長の会見で焦点になる。7月31日(金)の日銀会合では、6月に行った利上げの効果を見極める段階とみられており、政策金利1.00%の維持が大方の予想だ(日本経済新聞、2026年7月23日)。
ドル円は164円前後:現在のドル円レートは164円目前と約40年ぶりの円安水準で推移。来週の予想レンジは162円台後半〜165円台前半とされており、日銀会合後に追加利上げへの示唆が出れば円買いに振れる可能性がある一方、進行が続けば当局の介入警戒も高まる局面だ。
どう読むか
円安164円水準は輸入食品・エネルギーの価格上昇を通じて家計の物価圧力を継続させやすい。日銀が31日の会合で「物価見通しを上方修正しつつも利上げは急がない」とのメッセージを出した場合、円安が再び進みやすくなるため、食料品・光熱費の価格動向には引き続き注意が必要だ。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・物価の動きを保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。