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日経平均930円安で2日続落──SK ハイニックス決算「期待割れ」がAI半導体株を直撃

公開:2026年7月29日執筆:インフレ防衛メディア編集部

7月29日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比930.73円安の61,434.19円で取引を終えた。前日に2,500円超の急落があった後も売りが止まらず、6月25日につけた最高値72,366円からの下落幅は約11,000円(約15%)に拡大した。

何が起きているか

発端は7月28日に発表された韓国・SKハイニックスの4〜6月期決算だ。純利益は前年同期比13.4倍の約10兆円(93兆9,226億ウォン)と過去最高を更新したが、市場が期待していた水準には届かなかった。「好決算でも予想比では物足りない」という失望が、世界中でAI・半導体株への売りを誘発した。

この流れを直撃したのが国内のNANDフラッシュメモリ大手・キオクシアホールディングスだ。6月22日につけた上場来高値11万2,700円から1カ月弱で約7割下落しており、7月29日は前日比13.85%安の38,380円で引けた。東京エレクトロン・ソフトバンクグループも大きく売られ、この3銘柄だけで日経平均を1,800円超押し下げた。

午後には韓国のKOSPI(総合株価指数)も一段安となり、「アジア全体でAI株離れ」という空気が広がって終値での下落幅が930円に膨らんだ。

どう読むか

今回の急落は、「AI需要は本物だが成長ペースが予想より緩やか」という見方が市場に広がってきたシグナルとみることができる。6月高値圏でNISAや投資信託でAI・半導体関連に集中投資した人は、わずか1カ月で資産が大きく目減りしている可能性がある。一方、インデックス投資(日経225・TOPIX連動)で保有している人も高値比で約15%の下落を受けており、積み立て継続中の人は「今は追加で仕込める局面が来ている」とも言える——いずれにせよ、局面の判断は個人の状況次第だ。

注意

本記事は公開情報をもとにした情報提供を目的としており、投資助言ではありません。個別銘柄・ファンドの売買を推奨するものではなく、将来の株価動向を保証するものでもありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。