広告/PR本サイトにはアフィリエイトリンクを含むページがあります。掲載内容は情報提供であり、投資助言ではありません。
ニュース

日経平均64,362円で大引け ── 米テック5社全社増収でAI株底支え、ドル円158円台の輸入物価リスクは続く

公開:2026年7月31日執筆:インフレ防衛メディア編集部

7月31日の東京株式市場で日経平均株価は前日比2,494円高(+4.0%)の64,362円で大引けし、大幅続伸となった。前場につけた2,700円超高(65,000円台)から後場は利益確定売りが出て上げ幅を縮小したが、米巨大テック5社の4〜6月期決算が全社増収・4社増益と好調だったことが日本のAI・半導体株を底支えした。TOPIXは4営業日ぶりに4,000ポイント台を回復した。

何が起きているか

大幅続伸も後場は縮小、値下がり銘柄が多数

日経平均は前日の米国株急騰を受けて高く始まり、前場は6万5,000円台を回復する場面もあった。ただし後場は利益確定売りが広がり上げ幅が縮小し、終値は64,362円(ライブドアニュース、7月31日)。全体では値上がり銘柄612に対して値下がり銘柄が922と、指数の上昇とは対照的に広い銘柄が売られる「指数高・個別安」の展開だった。キオクシアHD・イビデン・村田製作所(DC向け業績上方修正)などAI・半導体関連がストップ高となり指数をけん引した(株式新聞Web、7月31日)。

米テック5社 4〜6月期、全社増収・4社増益を確認

前夜に出そろった米巨大テック5社の4〜6月期決算は、売上高でメタ前年同期比+28%(608億ドル)、アルファベット+24%(1,197億ドル)、アマゾン+20%(2,006億ドル)、マイクロソフト+18%(900億ドル)、アップル+16%(1,094億ドル)と全社が増収(共同通信・南日本新聞デジタル、7月31日)。純利益はメタが訴訟費用で−14%となった一方、他4社は増益。AI関連クラウドと広告収入が全社の成長を支えた。

ドル円、介入観測後も158円台半ばで引け

ドル円は7月28日の163円台から、政府・日銀による介入観測を受けて157円台まで急落した後、本日は158円台半ばで引けた(外為どっとコム、7月31日)。163円台と比べれば円高方向に動いたが、歴史的には依然として円安水準だ。

日銀は政策金利1.0%を据え置き

日銀は本日の金融政策決定会合で政策金利を1.0%に据え置いた。6月の利上げ後の経済・物価への影響を見極める姿勢で、成長率見通しを上方修正した(日本経済新聞、7月31日)。

どう読むか

日経平均の大幅上昇は米テック好決算という「外部要因」が主導しており、国内景気よりも米国ハイテク企業の業績が日本株の方向性を左右する構造が続いている。AI・半導体株への集中買いという点では恩恵を受ける銘柄は限定的で、NISAで幅広い銘柄を積み立てている場合、今日の指数上昇ほどのリターン改善にはならない可能性もある。ドル円が158円台にとどまり円安圧力が残る点は、輸入物価を通じた食料・エネルギー費の押し上げ要因として家計に引き続き影響する見込みだ。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・金利を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。