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アマゾンAWS急成長でNASDAQ高、ドル円157円台へ ── 今週の米雇用統計が焦点

公開:2026年8月2日執筆:インフレ防衛メディア編集部

7月最終取引日(現地31日)の米国株式市場は、アマゾン(AMZN)の4〜6月期決算が大幅な市場予想超えとなったことを好感し、NASDAQが約1%高で引けた。ドル円は週末にかけて157円台まで円高が進み、6月以降続いていた161〜162円台から数円単位の変化となった。

何が起きているか

アマゾンは7月30日引け後に4〜6月期(Q2)決算を発表。クラウド部門AWSの売上高が前年同期比37%増の422億ドルと、直近18四半期で最速の成長率を記録した(Bloomberg)。31日の株価終値は前日比15.3%高と急騰し、市場全体を押し上げた(Yahoo Finance)。同社は2026年の設備投資見通しを2,200億ドルに引き上げ、大部分をAIインフラ向けに充てると表明している。

7月31日の米国主要指数の終値:

  • ダウ平均:52,485ドル(前日比+276.97ドル、+0.53%)
  • S&P500:7,489.72(+0.70%)
  • NASDAQ総合:25,373.85(+1.0%)

(参考:ダイヤモンドZAi

米10年国債利回りは4.73%に上昇した。また、雇用コスト指数(Q2)は前期比+0.9%と市場予想(+0.8%)を上回り、賃金インフレへの警戒が続いている。

ドル円は週末にかけて157円台まで円高が進んだ。6月末以降は161〜162円台が続いていただけに、数円規模の動きとなっている(外為どっとコム 週間見通し)。

どう読むか

AWSの成長加速は「AI向け大規模投資が収益に変わり始めた」証拠と受け止められ、AIインフラを支える半導体・データセンター関連株の業績見通しが改善しやすい環境となりやすい。ただし米10年利回りが4.7%台で高止まりしており、高PER成長株全般への恩恵は銘柄によって選別的になりそうだ。

円が157円台に戻ったことで、食料や光熱費などの輸入コスト上昇圧力はいくらか和らぐ方向にある。ただし今週8月7日(金)の米7月雇用統計の結果次第で再び円安に振れる可能性もある(外為どっとコム)。雇用者数が市場予想を上回ればドル高・円安圧力が再燃しやすく、輸入物価目線でも注目しておきたい。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・物価水準を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。