アマゾン+15%急騰・アップル-7%急落——7月末の米ビッグテック決算と円安157円台
7月31日(金)の米国株式市場は、アマゾン・マイクロソフト・アルファベット(グーグル)など主要テック企業の4〜6月期(Q2)決算が出揃い、銘柄間で大きく明暗が分かれた。週明け月曜(8月3日)の東京市場はこの結果を受けて始まる。
何が起きているか
米国株式市場(7月31日終値)
- NYダウ:5万2,485ドル(前日比+277ドル、+0.53%)
- S&P 500:前日比**+0.7%**
- ナスダック100:同**+0.6%**
ただし月間では S&P 500 が**−0.1%、ナスダックは−3.2%**と振るわなかった(出典:CNBC – Apple AAPL, Amazon AMZN stock today)。
主要銘柄の騰落(7月31日)
| 銘柄 | 騰落率 | 主な材料 |
|---|---|---|
| アマゾン(AMZN) | +15.6% | Q2が市場予想を上回り、AI向け設備投資を2000億→2200億ドルへ積み増し |
| アルファベット(GOOGL) | +7.1% | Q2決算が予想超え |
| エヌビディア(NVDA) | +3.5% | AI需要継続への期待 |
| マイクロソフト(MSFT) | +8%超 | Q4が市場予想を大幅に超え、AI クラウドが主因 |
| アップル(AAPL) | −7.3% | Q2のEPSは予想超えも、次期Q3ガイダンス(売上成長9〜11%)が市場予想(12%)を下回った |
出典:Yahoo Finance – Tech Earnings Today・TradingKey – Big Tech Earnings Scorecard
アマゾンはアンディ・ジャシーCEOが決算説明会でAWS(クラウド)のAI需要が2028年まで拡大し続けるとの見通しを示し、年間設備投資を2200億ドルに引き上げると発表した(出典:CNBC – Amazon AMZN Q2 Earnings 2026)。アマゾン・マイクロソフト・アルファベット3社合計で週間に約1.5兆ドルの時価総額が増加した(出典:Benzinga – Consumer Tech July 27-31)。
為替・金利
- ドル円:157円40銭台(8月2日時点、出典:Investing.com USD/JPY Historical Data)
- 米10年国債利回り:約4.73〜4.75%(高止まり継続、出典:Trading Economics – US Government Bond Yield)
どう読むか
アマゾン・マイクロソフト・アルファベット・エヌビディアはいずれも S&P 500 や全世界株式インデックスの上位構成銘柄であり、NISAの積立投資を通じてこれらに間接保有している人は少なくない。今回のAI設備投資加速が材料となった急騰は、インデックス全体への追い風になりうる一方、7月月間ではナスダックが−3.2%と下落しており、テックセクター全体が一方向に動いているわけではない。ドル円が157円台で推移する局面では、円建ての評価額が押し上げられやすいが、日銀の追加利上げ観測(現在の政策金利1.0%から年内にも1.25%へとの見方あり)による円高転換には注意しておきたい。
注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。個別銘柄・ファンドの売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・指数の動向を保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。