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日経平均2342円高・AIラリー復活——イビデンがストップ高、NISA口座への影響は

公開:2026年8月5日執筆:インフレ防衛メディア編集部

8月5日(水)の東京株式市場は、日米の好決算を材料に半導体・AI関連株が急反発。日経平均株価は前日比2,342円91銭高(+3.66%)の66,300円44銭で大引けを迎えた。上昇幅は2,000円を超える大幅高だった。

何が起きているか

米国で相次ぐ好決算が火種

7月30〜31日の米国決算シーズンで、マイクロソフトが一時約17%高・アマゾンが約16%高と急騰し、AI向けクラウド需要の強さが改めて確認された(日本経済新聞)。この流れを受けてフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も前日比6.55%高と急伸し、東京市場への買い戻し材料となった。

イビデンがストップ高・上昇率1位

AI向けICパッケージ基板を手掛けるイビデン(4062)は本日の東証プライム市場でストップ高を付け、値上がり率首位となった。前日に公表した業績予想の修正で、純利益見通しを580億円から840億円へ大幅に引き上げるとともに、株式分割も同時発表した(ゴールドオンライン)。生成AI向けGPUに搭載されるパッケージ基板の需要急拡大が業績を押し上げている。

日銀は1.0%据え置き・利上げ加速も示唆

7月31日の日銀金融政策決定会合では政策金利を1.0%に据え置いた。一方、植田和男総裁は「金融環境が緩和的すぎると判断すれば、利上げのペースを速めることもあり得る」と発言し、物価上振れへの警戒感を示した(日本経済新聞)。日銀は2026年度の消費者物価上昇率見通しを前回の2.8%から**2.5%**へ小幅修正しつつも、「2%をはっきり上回る水準が続く」との判断を維持している(豊トラスティ証券)。

為替は157円台後半で推移

ドル円は本日の東京市場で157円台後半を中心に推移し、介入警戒感が引き続きくすぶった(みんかぶFX)。株高でリスクオン色が強まった局面でも円安一方向には動かず、神経質な展開が続いた。

どう読むか

今日の急騰は「米国決算→SOX急伸→国内AI関連株への波及」という図式で、NISA口座にインデックス(全世界株・S&P500・半導体ETF)を保有する個人投資家は評価額が伸びやすい局面だ。ただし、日銀が利上げ加速を排除しない姿勢を維持している点は見落とせない。CPI2.5%超が続く環境では住宅ローン変動金利への波及を含めた家計コストの上昇圧力が今後も残る。株高と物価高・金利高は同時並行で進むシナリオが当面の基本線と言えそうだ。

注意

本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・業績を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。