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前場は様子見、今夜の米CPI次第で円安が動くか──ドル円159円台で推移

公開:2026年8月12日執筆:インフレ防衛メディア編集部

8月12日(水)の東京市場前場は、日経平均株価が6万6千円台でもみ合う展開となった。円安を追い風に朝方は買いが先行したものの、今夜予定されている米消費者物価指数(CPI)の発表を前に積極的な売買を手控える雰囲気が強まり、上値の重い推移が続いた。

何が起きているか

午前10時16分時点の日経平均株価は前営業日比70円程度安の6万6900円前後(株式新聞)。朝方は一時234円安まで下げる場面もあったが、その後やや持ち直した。為替は同時点でドル円が159円台前半と前日比で円安が続いている。

今夜(日本時間8月12日深夜〜13日未明)に、米労働統計局が7月の米CPI(消費者物価指数)を発表する予定。市場予想では7月は前月比での伸びが小幅にとどまり、インフレの鈍化傾向が続くとの見方が優勢だ(財経新聞)。ただし予想を上回れば米金利の上昇観測が高まり、ドル高・円安が加速する可能性がある。

業種別では銀行株や鉱業株が堅調な一方、非鉄金属・医薬品・繊維は軟調。前日の米国株(NYダウ・ナスダック)が続落して戻ってきたことも、センチメントを抑制している。

どう読むか

ドル円が159円台で高止まりしている状況では、輸入品の価格(食料品・エネルギー・衣料)への上昇圧力が続きやすい。今夜の米CPIが予想より強い数字となればドル円のさらなる上昇につながり、家計が日々感じる「値上げ」感覚が長引く可能性がある点は注視しておきたい。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・物価を予測・保証するものでもありません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。