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日経平均3日続伸、68,308円|AI・半導体株高と日銀利上げ観測が同時進行

公開:2026年8月13日執筆:インフレ防衛メディア編集部

8月13日(木)の東京株式市場は続伸で引けた。日経平均株価は前日比784円53銭高(+1.16%)の68,308円59銭で大引けを迎え、約1カ月ぶりに6万8,000円台を回復した(3日続伸)。為替は17時時点で1ドル=159円34〜35銭、日銀の早期利上げ観測を受けて円がやや底堅く推移した。

何が起きているか

株式市場:AI・半導体株に資金が戻る

上げの背景にあるのは前日の米国市場の流れだ。米労働省が12日(現地時間)に発表した7月のCPI(消費者物価指数)が市場予想の範囲に収まり、連邦準備理事会(Fed)の早期再利上げ観測が後退。ナスダックが上昇し、その流れを受けて東京市場でもAI・半導体関連株への買い戻しが強まった。上げ幅は午前中に一時1,200円超に達した(日本経済新聞)。

市場では米国の「適温経済(ゴルディロックス)」への期待——景気が強すぎず弱すぎず、物価が落ち着いた環境——がテクノロジー株の買い材料として意識された。

円相場・日銀:9〜10月の利上げが視野に

為替市場では、日銀が9月か10月の金融政策決定会合で追加利上げを行う観測が強まった。みんかぶFXによると、高市政権の関係者が「介入効果を維持する観点から日銀の利上げを支持している」と明かしたと伝わり、ドル円は一時159円19銭まで円高方向に振れた(みんかぶFX、2026年8月13日)。17時時点の円相場は1ドル=159円34〜35銭(日本経済新聞)。

OIS(翌日物金利スワップ)市場では10月までの25bps利上げを折り込む動きも出ており、今後の日銀の言動が為替・金利の両面でカギを握る局面だ。

どう読むか

株高と利上げ期待が同時に進んだ一日は、個人投資家にとって複数の変数が絡む。仮に日銀が9〜10月に利上げに踏み切れば、変動金利の住宅ローンを抱える家計には返済負担増が直接響く。その一方で、円安の是正方向は輸入コスト(食品・エネルギー)の上昇圧力を和らげる可能性があり、物価目線では好材料となりうる。AI・半導体株の戻りが本格反転か調整後の一過性か、米国の雇用・物価データと合わせて引き続き確認したい。

注意

本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。個別銘柄の売買や金融商品への投資を推奨するものではなく、将来の株価・為替・金利動向を保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。