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日経平均4日続伸で68713円に終値——輸入物価は円ベースで前年比+29%、家計コストは高止まり

公開:2026年8月14日執筆:インフレ防衛メディア編集部

8月14日(金)の東京株式市場は4日続伸で終値を迎えたが、家計を直撃する輸入物価の高止まりは変わらない。株価と物価が同時に上がり続ける局面で、今日の市場を整理する。

何が起きているか

日経平均の終値(8月14日):前日比405.21円高の68,713.80円(財経新聞、2026年8月14日)。取引時間中には一時69,608円と約1カ月ぶりに6万9,000円台を回復する場面もあったが、週末の持ち高調整売りが出て上げ幅を縮小した。

7月の企業物価指数(日銀、8月13日発表):国内企業物価は前年比+7.2%。輸入物価(円ベース)は前年比+29.1%に達した(外為どっとコム・2026年8月14日解説)。契約通貨ベースでは+17.7%であり、円ベースとの差(約11%ポイント)が円安による「上乗せ分」を示している。

ドル円相場:8月14日現在、159円台で推移。7月末に一時155円台まで円高が進んだ後、再び160円を意識する水準に戻している。日銀は7月30〜31日の会合で政策金利を1.0%に据え置いたが、物価の上振れリスクに言及しており、追加利上げ観測が残る状態が続いている。

どう読むか

輸入物価が円ベースで前年比3割近く上がっている状態は、食料や生活用品・エネルギーの仕入れコストに時間差で転嫁されていく圧力を意味する。今夏に実感している食料品の値上がりの一因も、こうした輸入コストの高止まりにある。株価が上昇しても、円安が続く限りは「暮らしの物価」は下がりにくい——そのギャップが足元の家計感覚を説明している。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。記載の数値・相場は公開情報をもとにした参考値であり、将来の価格動向を保証するものではありません。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。