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今週の焦点はエヌビディア決算とジャクソンホール——先週の米株は週間下落

公開:2026年8月22日執筆:インフレ防衛メディア編集部

先週(8月18〜21日)の米国株式市場は、長期国債利回りの急騰が全週を通じて相場を揺さぶった。週末(21日)に反発したものの、S&P 500は週間で1.4%安、ナスダックは同2.0%安と3週ぶりの週間下落で終えた。

何が起きているか

8月21日(金)終値と週間騰落

  • ダウ平均: 53,277.01(前日比 +0.98% / 週間 −0.8%)
  • S&P 500: 7,674.37(+0.43% / 週間 −1.4%)
  • ナスダック: 26,180.46(+0.43% / 週間 −2.0%)

出典: Yahoo Finance – Stock market today, Friday Aug. 21, 2026

週を通じた下落の主因は長期債の売りが株式に波及したこと。30年米国債利回りが週中に2007年以来の最高水準まで上昇するなど長期金利が急騰し、高バリュエーションの成長株を中心に売りを誘った。週を通じて上下した結果、恐怖指数(VIX)は週間7.5%上昇し16.01で終えた(Yahoo Finance 同上)。

今週(8月22〜28日)の注目2イベント

  1. エヌビディア(NVDA)決算(8月26日・引け後): アナリスト予想の売上高は930〜950億ドル(前年同期比約67%増)と伝えられており、AIチップ需要の現況と先行き見通しが示される。決算の結果次第で半導体セクター全体の方向感が決まる可能性が高い(Intellectia AI – Nvidia Q2 FY27 Preview)。
  2. ジャクソンホール会議(年次シンポジウム): 連邦準備制度理事会(Fed)当局者らが年次シンポジウムに集まる。当局者の発言いかんで利下げペースの市場織り込みが変わりやすく、金利・為替への影響が注目される(Yahoo Finance 同上)。

どう読むか

エヌビディア決算が市場予想を大きく上回れば、AI・半導体セクターへの楽観が戻り、東京市場でも半導体装置関連株(アドバンテスト・東京エレクトロンなど)に連動した動きが出やすい。一方、「予想並み」か下振れとなった場合は、先週の長期金利上昇の余韻が残るなかで再びリスクオフに傾く展開も考えられる。ジャクソンホールで利下げペースの後退が示唆されれば日米金利差が縮まりにくくなり、円安圧力が続く方向に働く点も家計目線では気になるところだ。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買や将来の相場・為替を保証するものではなく、最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。