日経平均488円安|NVIDIA決算&ジャクソンホール待ちで様子見ムード
8月24日の東京株式市場は続落。日経平均株価の終値は 6万5,528円09銭(前営業日比 −488円27銭、−0.74%) と、一時は500円を超える下げ幅を記録した。
何が起きているか
下落の主な要因は3点が重なった形だ。
① AI・半導体株の売り圧力 時価総額が大きいアドバンテストやソフトバンクグループなど、高PER(株価収益率)の銘柄が売りに押された。財経新聞の市況記事によれば、エヌビディア(NVIDIA)の決算発表を今週に控え、積極的に買い進む材料に乏しかったという。
② 日米金利の上昇日本経済新聞の大引けレポートは、中東情勢の不透明感を背景にした原油高が引き続き米長期金利を押し上げていると指摘。日本国内でも金利上昇圧力が意識され、成長株の割高感が増した。
③ ジャクソンホール会議への警戒 米連邦準備制度理事会(FRB)幹部らが集うジャクソンホール経済シンポジウムが今週開催される。利下げ時期をめぐる発言次第で相場が大きく振れる可能性があり、先行きを見極めようとする「様子見ムード」が強まった。
円相場・インフレ動向 円は対ドルで159円台前半で推移。日銀は6月に政策金利を1.0%に引き上げた後、7月会合では据え置いている(Trading Economics - Japan Interest Rate)。日本の消費者物価上昇率(CPI)は7月時点で前年比+1.9%と3ヶ月ぶりの高水準に加速しており、家計のインフレ圧力は続いている(Trading Economics - Japan Inflation Rate)。
どう読むか
NVIDIA決算はAI関連株全体の指標として市場に影響する。結果が予想を上回れば国内の半導体・装置株が反発する展開も考えられるが、好材料出尽くしで売られるケースも多く、短期の値動きは読みにくい局面だ。また、円相場が159円台に留まる状況では輸入コスト(食料・エネルギー)の下押し圧力が続きやすく、NISA口座で国際分散投資を積み立てている場合は円換算での資産価値に追い風となる側面もある。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価や為替レートを保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。