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円が一時157円台に急伸、9月日銀利上げ観測が84%に——前場の外為・株式市場

公開:2026年9月3日執筆:インフレ防衛メディア編集部

9月3日の東京外為市場(前場)で、ドル・円は158円96銭から一時157円74銭まで急落しました。157円台をつけるのは8月10日以来で、日銀のタカ派的な政策スタンスを見越した円買いが広がっています。前日の急落後も戻りは鈍く、市場の警戒感が続いています。

何が起きているか

  • 東京外為市場(午前):ドル・円は158円96銭から157円74銭まで下落。ユーロ・円は182円92銭〜184円17銭のレンジで推移した(財経新聞 2026年9月3日)。
  • 9月利上げ確率84%:予測市場Polymarketでは、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合で25bpの利上げが実施される確率が**84%**に達している。現在の政策金利は1%(1995年以来の高水準)(Yahoo Finance)。
  • 物価高が利上げ観測を後押し:7月の消費者物価上昇率は前年比1.9%(コア1.8%、コアコア1.9%)。生鮮食品は前年比7%上昇、企業物価(卸売物価)は7.2%の上昇と引き続き高水準(Yahoo Finance)。
  • 株式市場も軟調:日経平均は前場で弱含む展開。「9月会合まで方向感が出にくい」との声が市場参加者から聞かれ、利上げ決定を前にした手控えムードが広がっている。

どう読むか

日銀が9月に追加利上げに踏み切れば、変動型住宅ローン金利に上昇圧力がかかる可能性がある一方、円高方向に動けば輸入物価の上昇ペースが鈍化し、食料・エネルギー価格の高騰が続く家計には一定の下押し効果が期待される。前場で157円台まで進んだ円高は、「利上げ観測=円買い」というシナリオを市場が前倒しで織り込みつつある動きとも読める。9月17〜18日の会合後、植田総裁が今後の利上げペースについてどう発信するかが次の焦点になりそうだ。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。為替・金利・株価は記事執筆時点のものであり、その後変動する場合があります。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。