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米8月雇用統計が予想を3倍超え——利上げ再燃でドル高円安、日本株への波及は

公開:2026年9月5日執筆:インフレ防衛メディア編集部

9月4日(現地時間)に発表された米8月雇用統計が市場予想を大幅に上回り、FRBの利上げ再燃観測が広がった。米株3指数は揃って下落、ドル円は一時156円台まで上昇した後、引けにかけて円買いが戻り155円台前半で引けた。

何が起きているか

米労働省が発表した8月の非農業部門雇用者数は+16.2万人と、市場予想(約+5.5万人)の約3倍に達した。これは今年3月以来最大の増加幅で、失業率は4.1%と予想通り横ばい。平均時給は前年比+3.1%だった。

強い雇用データを受けてFRBの9月会合での利上げ観測が高まり、米国株は下落した。

指数終値前日比
ダウ工業株30種53,414.25−271.86(−0.51%)
S&P5007,718.60−29.11(−0.38%)
ナスダック総合26,506.99−77.07(−0.29%)

(出典:Yahoo Finance

為替は一時1ドル=156円75銭まで上昇後、日銀の利上げ観測や円安是正への警戒感が意識されて反落し、155円34銭で引けた(財経新聞)。

どう読むか

FRBが9月会合で利上げに踏み切れば、日米金利差が再び拡大し、円安圧力が続きやすくなる。輸入物価の高止まりは食品・エネルギーを中心に家計の負担増につながりやすく、NISA口座で米国株・米国債ファンドを保有する個人投資家は、次回CPIやPPI(消費者・生産者物価指数)の発表と9月FOMC(日程:9月16〜17日予定)を引き続き注目する展開になりそうだ。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄・ファンドの売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・金利動向を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。