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日銀9月利上げ観測と来週の米CPI|ドル円155〜158円圏で家計への影響を読む

公開:2026年9月6日執筆:インフレ防衛メディア編集部

先週、ドル円は160円台から155円台へ急落しました。その後いくらか戻したものの、今週は154〜158円のレンジが見込まれています。この揺れを生んでいるのが「日銀が9月に利上げするか」「米連邦準備制度(FRB)は引き締め路線を続けるか」という二つの問いです。

何が起きているか

日銀9月利上げ観測が浮上
野村證券は9月の追加利上げをメインシナリオに格上げし、2026年内に計2回(9月・1月)の利上げを見込んでいます(野村ウェルスタイル)。市場が9月利上げを織り込む確率は70%超。利上げ幅は当初0.50%の観測もありましたが、0.25%にとどまるとの報道で円高が一時巻き戻されました(外為どっとコム 2026/9/5)。

ドル円の現在地
今週のドル円の予想レンジは154.00〜158.00円。25日・100日・200日の移動平均線がいずれも158円台に集まり、戻りを抑える抵抗帯になっています(同上)。

FRBはタカ派姿勢を維持
先週のジャクソンホール講演でウォーシュFRB議長がタカ派姿勢を示し、米利上げ観測を再び強めました。米国の政策金利は3.50〜3.75%ですが、2年債利回りは4.24%と政策金利を上回っており、市場は追加利上げの可能性を織り込んでいます(外為どっとコム)。

今週のカレンダー

  • 9月8日(月):日本4〜6月期GDP改定値・5年国債入札
  • 9月11日(木):米国CPI発表(9月15〜16日のFOMC前の最終主要指標)

どう読むか

日銀が0.25%利上げに踏み切れば、日米金利差の縮小期待から円買いが進みやすく、輸入コストの一部緩和につながる可能性があります。一方、9月11日の米CPIが予想を上回れば、FRBのタカ派圧力が再び強まりドル高・円安に振れるリスクが残ります。今週は「どちらの中央銀行が先に動くか、そして数字が何を示すか」を見守る展開になりそうです。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄や金融商品の売買を推奨するものではなく、将来の相場や金利を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。