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円急騰・152円台突入、日銀追加利上げ観測が前場を揺らす

公開:2026年9月8日執筆:インフレ防衛メディア編集部

9月8日の東京市場では、ドル円が前週末比200銭超の急伸を見せ、午前中に152円台まで突入した。前場の日経平均は大きく下落して寄り付いたが、売り一巡後に下げ渋りを経てプラス圏を回復。前場終値は前日比45円29銭高の6万6445円13銭と小幅高で折り返した。

何が起きているか

ドル円の急伸: 東京市場の午前中に154円37銭から152円88銭まで急落(円は上昇)し、一時200銭超の円高進行となった。背景として①日本銀行の追加利上げペース加速観測、②ベッセント米財務長官による円安是正を求める圧力の2点が市場で意識されている(財経新聞 9/8報道OANDA市場解説)。

日経平均の前場: 寄り付きは556円安の65,843円と急落スタート。その後売りが一巡して下げ幅を縮小し、前場終値は45円29銭高の66,445円13銭と小幅プラスで午後の取引に臨んだ(財経新聞・ランチタイムコメント)。

銘柄の明暗: 円高による採算悪化懸念からトヨタ・ソニーG・TDK・村田製作所など輸出関連株に売りが優勢。一方、原油高を追い風にした出光興産などエネルギー関連株が買われ、ソフトバンクグループも急伸して指数を下支えした。米国は前日(9/7)がレーバーデー休場だったため、海外勢からの手掛かりが限定的だった点も背景にある。

どう読むか

今回の円高は経済サイクルによる緩やかな動きではなく、「日銀が利上げを前倒しするかもしれない」という観測と米側からの政治的圧力が重なって起きている。円高が続けば輸入物価の下押しにつながり家計の購買力改善が期待される一方、海外ETF・外国株など外貨建て資産の円換算リターンには目減り要因となる点は留意しておきたい。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄・為替の売買を推奨するものではなく、相場の見通しを保証するものでもありません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。