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日経平均が一時1200円超安 AI開発ペースダウン懸念で半導体株に売り

公開:2026年9月14日執筆:インフレ防衛メディア編集部

米アンソロピックの経営幹部がAI(人工知能)開発のペースダウンを訴えたとの報道が週をまたいで波及し、9月14日の東京市場前場はAI・半導体・データセンター関連株に売りが集中した。日経平均株価は午前9時28分に前週末比1285円16銭安の6万2726円18銭まで下落し、約1カ月強ぶりに6万3000円を下回る場面があった。

何が起きているか

前場引けの日経平均は前週末比512円73銭安の6万3498円61銭株式新聞)。寄り付き直後に下げ幅が1000円を超えたが、押し目買いも入り下げ渋る展開となった。

下落を主導したのはAI・半導体関連で、ソフトバンクグループ・キオクシア・アドバンテストが日経平均の下落寄与度上位に並んだ()。背景にあるのは、米アンソロピックの経営幹部らが「AIの開発ペースを落とすべき」と主張したとの報道(株式新聞)。これがAI投資サイクルの先行き不透明感として嫌気された格好だ。

為替は円が小幅強含みで推移。東京市場の午前10時台で1ドル=153円台後半(前週末154円21〜23銭)と、若干円高に振れている()。

どう読むか

AI関連株は過去1〜2年でNISA投資家にも人気が広がった分、売りが出ると日経平均全体を押し下げやすい構造になっている。今回の売り材料は「AI企業の中核が自ら減速を訴えた」という需要側の話であり、半導体メーカーや装置株への収益インパクトは今後の受注動向次第という段階だ。一方、円が153円台で小幅上昇しているのは輸入コスト(物価)の押し下げ方向に働くため、家計目線では悪い話ではない。

注意

本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・業績を保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。