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日銀が31年ぶり高水準1.25%に利上げ、それでも円安が続くのはなぜか

公開:2026年9月20日執筆:インフレ防衛メディア編集部

日本銀行が9月17〜18日の金融政策決定会合で政策金利を0.25ポイント引き上げ、1.25%とすることを決めた。1995年以来、およそ31年ぶりの高水準だ。にもかかわらず、ドル円は発表後に156円台から157〜158円台へ上昇(円安方向)。「利上げ=円高」という直感が通じなかった週末となった。

何が起きているか

日本銀行の9月会合は賛成7・反対2で利上げを決定。反対した2名はハト派寄りとされ、採決が割れたことが「利上げペースは加速しない」という読みを市場に広げた。植田総裁の会見でも次の利上げ時期は示されなかったため、円買いは続かなかったとブルームバーグは報じている。

一方、米国では同じ週に米連邦準備制度(FRB)が0.25ポイント利上げして政策金利を3.75〜4.00%とした。米10年国債利回りは9月18日に5%台を回復。日銀が1.25%に上げても日米金利差は依然として約2.5〜3ポイントと大きく、円を積極的に買う動機が薄れた格好だ。

ドル円は9月19日時点で158円台前半で推移しており、外為どっとコムの週次予想では次の節目として159円台を挙げている。

どう読むか

日銀が動いても日米金利差がすぐには縮まらない構図が続いている。輸入物価への上昇圧力が家計に響きやすいなか、次回会合での追加利上げシグナルの有無と、FRBがいつ利上げを止めるかが当面の焦点になりそうだ。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。為替・金利は今後大きく変動する可能性があり、将来の相場水準を保証するものではありません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。