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連休中のドル円157円台、日銀レートチェックで1円超の急騰後も円安が続く理由

公開:2026年9月21日執筆:インフレ防衛メディア編集部

9月21日(月・敬老の日)は東京市場が休場のため、ドル円は流動性が薄い中で 156円58銭〜157円11銭 の幅で推移しています(OANDA 12時概況)。先週の日銀利上げにもかかわらず円安基調が続いており、当局が「レートチェック」でけん制するという異例の展開が起きています。

何が起きているか

日銀は9月18日の金融政策決定会合で政策金利を 1.0% → 1.25% に引き上げましたが(日経新聞)、決定直後の為替市場では逆に円安が進み、一時 158円台 まで下落しました。採決が7対2にとどまり「利上げペースが緩やかになる」と市場に解釈されたためです。

これを受け、政府・日銀は18日のロンドン市場時間帯(日本時間夜)に複数の金融機関へ相場水準を確認する「レートチェック」を実施。円は 156円台後半 まで1円超急騰しました(日経新聞「投機筋『不意突かれた』」NHKニュース)。ロンドンのヘッジファンド関係者は「節目の160円まで距離があるこの水準で動くとは想定外だった」と述べており、当局の"奇襲的けん制"として受け止められています。

連休中の今日も「実弾介入への警戒感」が市場に残っており、薄商いながらドル買い戻しは限定的です(財経新聞)。なお、WTI原油先物が97ドル台後半に急落していることも、円売り圧力をやや和らげる方向に働いています。

どう読むか

「レートチェック = 介入の直前信号」であるため、今後 158〜160円 に近づく局面では再び介入警戒が高まりやすい水準です。円安が続けば輸入物価の上振れ(食品・エネルギー)につながるため、家計の購買力に直接響きます。一方、今週は日銀の植田総裁が追加利上げへの前向きな姿勢を示しており、金利上昇による定期預金優遇という恩恵面も同時に進行中です。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言・金融商品の推奨ではありません。記載の数値・市場動向は執筆時点のもので今後変動することがあります。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。