日銀が政策金利1.25%へ引き上げ――住宅ローン・預金への影響タイムラインを整理する
日本銀行は9月17〜18日の金融政策決定会合で追加利上げを決定し、政策金利を1.0%から**1.25%**へ引き上げた。1.25%という水準は1995年以来、約31年ぶりの高さとなる。今日(9月21日)は敬老の日で市場は休場だが、利上げが家計に効いてくるタイムラインを把握しておく週末の機会として整理する。
何が起きているか
日銀の決定(9月18日)
日銀は賛成7・反対2の多数決で政策金利の0.25%引き上げを決定した。新たな金利水準(1.25%程度)は9月24日から適用される。
出典:金融・マーケット速報「日銀が政策金利を1.25%に引き上げ 賛成7・反対2、9月24日から(2026年9月18日決定)」
住宅ローン変動金利への反映タイミング
変動金利は短期プライムレート(短プラ)に連動するため、政策金利の変更がただちに毎月の返済額に反映されるわけではない。今回(9月会合)の利上げ分は、多くの銀行で2027年4月の基準金利改定のタイミングで返済額に反映される見通しとされている。
出典:モゲチェック「日銀追加利上げで住宅ローンはいつ上がる?2026年の変動金利予想を解説(2026.9.18アップデート)」
預金金利への影響
利上げは預金金利の引き上げにもつながる。各銀行は今回の利上げを受けて定期預金・普通預金金利の見直しを順次発表する見込みだ。利息収入が増える点は預金者にとってプラスに働く。
どう読むか
変動型住宅ローンを抱えている家庭にとっては「返済額が上がる前に繰り上げ返済を検討する時間」がまだある一方、預金派には金利上昇の恩恵が続くタイミングだ。6月(1.0%)・9月(1.25%)と2回連続で利上げが行われており、年末以降の追加利上げ観測も残るため、変動か固定かの選択を改めて確認したい局面といえる。
注意
本記事は公開情報に基づく情報提供を目的としており、投資助言ではありません。住宅ローン金利の反映時期は金融機関によって異なります。個別の返済計画・資産運用の判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。