10月から食品3,000品目超が値上がり|円安・原材料高で下期も家計直撃
あと1週間で10月を迎える。毎年、新下期(10〜3月)への移行タイミングは食品メーカーが価格改定を集中させる時期で、2026年10月も例外ではない。帝国データバンクの調査(8月31日時点)では、食品だけで3,033品目の値上げが予定されている。
何が起きているか
帝国データバンクの「食品主要195社」価格改定動向調査によると、2026年10月の値上げ対象は酒類・飲料が約1,373品目(全体の45%)、調味料が820品目(27%)、加工食品が668品目(22%)と、毎日口にするカテゴリに集中している(節約トレンドニュース「2026年10月の値上げ一覧」)。
主な値上げ幅は以下のとおり。
| 品目 | 値上げ幅の目安 |
|---|---|
| キリンビバレッジ 飲料 | 約5〜18% |
| 正田醤油・宮島醤油 | 最大25% |
| マルちゃん生めん | 約8〜14% |
| ダイドードリンコ 飲料 | 約10〜15% |
| 味の素冷凍食品 | 約5〜8% |
値上げ理由(複数回答)は「原材料高」が90.7%と最多で、「物流費上昇」65.7%、「エネルギーコスト」65.1%が続く。円安が輸入コストを押し上げ続けていることが、広範な値上げの背景にある。
4人家族への月間負担増は食費・日用品・光熱費を合算して3,000〜4,500円程度と試算されており(家族ラボ「2026年10月値上げ一覧」)、年間換算では4〜5万円超の支出増になる計算だ。
どう読むか
今月(9月)のシルバーウィーク前後もドル円は157円台で高止まりしており(本日は秋分の日で東京市場は休場)、円安が輸入コストの押し下げに転じる見通しは立っていない。10月1日以降に値上がりが集中する品目を事前に確認し、まとめ買いや代替品の切り替えを検討する余裕があれば今週末が最後のタイミングになる。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。記載の数値は出典元の公表時点のものであり、今後変動する可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。