秋分の日も続く円安157円台|日銀利上げ後の輸入物価高は収まるか
本日9月23日(秋分の日)は東京市場が休場だが、外国為替市場ではドル円が157円台前半での推移が続いている。日銀が先週9月18日に政策金利を1.25%へ引き上げてから5日が経過した今も、円安基調は根強い。
何が起きているか
日銀は9月17〜18日の会合でゴールデンウィーク以来となる利上げを決定したが、発表直後にドル円は158円台まで上昇した(外為どっとコム・マーケット概況 2026年9月21日)。その後、日銀がレートチェック(水準確認)を実施したとの観測が伝わり、9月19日には156.75円まで下落する場面もあったが(ZAI・DIAMOND 速報 2026年9月19日)、買い戻しが続き再び157円台に戻っている。
祝日・連休中は国内勢の参加者が減り薄商いになりやすく、通貨当局の介入警戒感が高まる傾向がある。外為どっとコムの分析によると、政府・日銀は2024年・2026年のゴールデンウィークに為替介入を実施した前例があり、今回のシルバーウィーク期間中も市場は介入を警戒している(外為どっとコム・東京為替見通し 2026年9月21日)。
日米の金利差という構造的な要因も円安の背景にある。FRBが9月のFOMCで追加利上げを決定したことで、日米金利差は依然として大きく、円を売ってドルを持つ動きが続きやすい状況だ。
どう読むか
利上げで円高が進むとはならないのが今の局面で、円安が続く限り輸入価格の上昇圧力は抜けにくい。食料品や光熱費など日常の支出に直結する品目は引き続き割高な水準が続く可能性がある。家計の観点では「円安が収まるまで様子見」ではなく、エネルギー費や食費の見直しを継続的に行っておく方が現実的だ。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言・金融商品の推奨ではありません。記載の数値は執筆時点のもので今後変動します。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
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