AI・半導体株が前場をけん引、日経平均が一時66,000円超え──連休明けの東京市場
シルバーウィーク明けの9月24日(木)、東京前場の日経平均株価は前日比864円高の65,883円で引け、上げ幅が最大1,200円を超えて節目の66,000円を一時突破した。連休中(9月19〜23日)に米国市場でAI・半導体関連銘柄が上昇した流れを引き継いだ格好だ。
何が起きているか
前場の主な動き
連休前18日の終値からの続伸で、アドバンテスト・東京エレクトロン・イビデン・TDKなどAI・半導体関連銘柄が相場をけん引した。シルバーウィーク中に米ナスダックが史上最高値を更新(出典:ダイヤモンドZAi、2026-09-19)した流れが、連休明け初日に東京市場へ波及した形となっている。
今週の取引日は9月24〜25日のみ(シルバーウィーク短縮週)。予想レンジとして示されていた63,000〜67,000円の上限に近い水準まで一気に上昇した。
9月末・権利確定の需要も加わる
9月末は多くの国内企業の中間配当や株主優待の権利確定日にあたるため、例年この時期は権利取りを狙った買いが入りやすい。今年は取引日が少ない分、動きが凝縮されやすい側面もある。
為替・金利の環境
ドル円は引き続き158円台前後で推移(前場時点)。日銀が9月18日の会合で政策金利を1.25%へ引き上げた(出典:CNBC、2026-09-18)が、市場は「利上げペース加速の明示なし」と受け止めており、株式の売り圧力にはなっていない。
どう読むか
AI・半導体株への資金集中は、米国市場の強さが直接東京市場に波及する構図を改めて見せている。積立NISAなどで国内・海外の株式インデックスを保有している場合、連休中の米国市場の動きが評価額に影響していることは確認しておきたいポイントだ。
一方、ドル円158円台の円安が続く中、輸入物価を通じたガソリン・食品コストの上昇圧力も続いており、投資リターンと生活費の両面に目を向ける必要がある局面と言える。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄・金融商品の売買を推奨するものではなく、将来の相場や経済動向を保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。