上半期末の東京市場—米金利5.29%・中東不安で米株続落(9月30日 朝)
前夜(9月29日)の米国市場は続落。NYダウは前日比131.59ドル安の51,349.92ドル、ナスダック100は1.08%安の30,276.81ポイントで引けた。米10年債利回りは5.29%と2007年6月以来の高水準に上昇し、今日は9月の最終取引日(上半期末)を迎える。
何が起きているか
日本経済新聞の市場サマリーによると、9月29日の米国株式市場はNYダウが131.59ドル安の51,349.92ドル、ナスダック総合が22.84ポイント安の26,797.54と続落した。米10年債利回りは0.06ポイント上昇して5.29%と、2007年6月以来の高水準を更新。金利上昇を嫌気し、金融株や消費関連銘柄に売りが出た。
OANDAのナスダック100分析では、下落の背景として中東情勢の悪化も指摘されている。トランプ大統領がホルムズ海峡の再開をめぐるイラン側の提案を拒否したと伝わり、ARM・クアルコム・インテル・メタなどIT関連銘柄が幅広く売られた。ナスダック100は▲1.08%と、ナスダック総合(▲0.08%)より大幅に下落しており、大型テック株に売りが集中した形だ。
みんかぶFXの早朝データでは、今朝(9月30日)のドル円は引き続き157円台での推移。CME日経平均先物は大証終値比+295の66,125と小幅プラス圏で推移しており、東京市場はやや反発して始まる可能性がある。WTI原油先物は前日比▲3.01%の1バレル89.81ドルと大幅に下落しており、エネルギーコストへの影響が注目される。
どう読むか
米10年金利が5.29%という水準は大型テック株の評価に直接響くため、NISAで米国株投信を積み立てている投資家は足元の基準価格の変動に注意が必要だ。一方、原油の急落(▲3%超)は輸入コスト低下の予兆となりうる点は、前日(9月29日)に今年最多の4,923品目で食品値上げが報告された家計には、やや明るい材料といえるかもしれない。
注意
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。個別銘柄や金融商品の売買を推奨するものではなく、将来の市場動向を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。