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9月東京CPI 2.7%に急加速──9か月ぶりに日銀目標超え、円高・次の一手に注目

公開:2026年10月3日執筆:インフレ防衛メディア編集部

9月の東京都区部消費者物価指数(CPI)速報で、生鮮食品を除くコア指数が前年同月比2.7%と急伸した。8月(1.9%)から大幅に加速し、日銀が物価目標として掲げる2%を9か月ぶりに上回った。物価の高止まりが改めて鮮明になるなか、ドル円は157円台後半へ円高が進み、日銀の次の利上げ時期をめぐる思惑が高まっている。

何が起きているか

9月の東京CPI(生鮮食品除くコア)は前年比2.7%と急伸し、日銀の物価目標(2%)を9か月ぶりに上回った(FXStreet, 2026-10-02)。生鮮食品とエネルギーをともに除くコアコア指数は3.0%へ跳ね上がり、8月(2.0%)から大幅に拡大した。食料品・日用品への価格転嫁が幅広く続いていることが、上振れの主な要因とみられる。

為替面では、この物価データを受けてドル円が157円77銭近辺に円高が進んだ(同FXStreet記事)。日銀は9月の金融政策決定会合で政策金利を1.25%へ引き上げており(1995年以来の高水準)、今回の物価データは次回以降の会合で追加利上げを検討する材料の一つになりうる(Bank of Japan raises policy rate to 1.25% – Digg)。

どう読むか

コアCPIが2%を超えたことで、日銀が次の利上げを議論しやすい環境が整いつつある。利上げが進めば変動型ローンの返済負担が増す一方、預金金利のさらなる上昇も期待できる局面だ。食費・光熱費の動向に加えて金利環境の変化も含め、家計への影響を継続的に確認しておくとよいだろう。

注意

本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。将来の物価・金利・為替水準を保証するものではなく、個別銘柄の売買を推奨するものでもありません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

編
インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。