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住宅ローン変動金利、10月に各行が引き上げ実施──6月の日銀利上げが家計に届く

公開:2026年10月4日執筆:インフレ防衛メディア編集部

2026年10月、ソニー銀行・auじぶん銀行・みずほ銀行など複数の銀行が住宅ローンの変動金利を引き上げた。日本銀行が6月15〜16日の決定会合で政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げた際に「変動金利への波及は10月頃」と予告されていたが、それが現実となった形だ。

何が起きているか

主な銀行の10月変動金利(最優遇金利)

モゲチェック「住宅ローン金利2026年10月の最新動向」によると、2026年10月の主な銀行の変動金利と前月からの変化は以下のとおり。

  • ソニー銀行:年1.847%(+0.500%)
  • auじぶん銀行:年1.680%(+0.600%)
  • PayPay銀行:年1.580%(+0.250%)
  • みずほ銀行:年1.275%(+0.250%)
  • 横浜銀行:年1.295%(+0.350%)
  • 三菱UFJ銀行:年1.195%(据え置き)
  • 三井住友銀行:年1.525%(据え置き)

引き上げ幅は銀行によって0.25〜0.60%と開きがある。据え置きの銀行も今後の動向は注視が必要だ。

返済額はいつ変わる?──「5年ルール」に注意

金利が上がっても、既存の変動型ローン利用者の毎月返済額がすぐ増えるわけではない。変動金利型ローンには「5年ルール」があり、返済額の見直しは5年ごと・上限125%という制約があるためだ。実際に返済額が変わるのは2027年1月以降になる借り手が多いとされる。

ただし、返済額が変わらない間も、毎月の支払いの内訳は変化している。利息割合が増え元金の返済分が減るため、表面上は変化がなくても元金の返済ペースは落ちていく。

出典:モゲチェック「日銀追加利上げで住宅ローンはいつ上がる?」

どう読むか

6月の日銀利上げ→10月の変動金利引き上げというルートで、利上げ局面が家計に具体的に届き始めた。今後も追加利上げが続けば同様のサイクルが繰り返されるため、変動型を利用中の家庭にとって「自分のローンの5年ルール適用日」を把握しておく意味は大きくなりつつある。

注意

本記事は公開情報に基づく情報提供を目的としており、投資助言ではありません。住宅ローンの金利・返済条件はご利用の金融機関・契約内容によって異なります。個別の判断はご自身の責任で行ってください。

編
インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。