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前場の日経平均1738円安――中国CXMTのDRAM進展が半導体株を直撃

公開:2026年10月13日執筆:インフレ防衛メディア編集部

13日の東京市場は前場から急落した。日経平均株価は前日比1738円53銭安の6万7292円39銭で前引け。寄り付き直後から下げ幅は1000円を超え、一時は1900円超まで拡大した後、6万7000円の節目付近でやや下げ幅を縮小して前場を終えた。

何が起きているか

売りの起点は中国のメモリ大手**CXMT(長鑫存儲技術)**だ。同社が高帯域幅メモリ(HBM)開発で「目覚ましい進展」を報告したと伝わり、競合のサムスン電子・SKハイニックスが韓国市場で6%超下落。その流れが東京市場にも波及した(みんかぶFX 2026-10-13)。東京市場ではキオクシアホールディングスが前引け時点で約12%安。前日の米国市場でもAI・ハイテク株が売られており、東京市場はその地合いを引き継いだ格好だ(OANDA 日経平均サマリー 2026-10-13)。

中東情勢の緊張が続いていることに伴う原油高も重なり、リスクオフムードを強めた。一方、海運・証券・保険など金利や商品高が追い風になりやすい業種は前場で上昇した。東証プライムの売買代金は概算4兆100億円と、商いは膨らんでいる。

午後は植田日銀総裁が衆院予算委員会に出席予定で、追加利上げ姿勢に関する発言が注目される。

どう読むか

今回の売りはAI・半導体セクターに集中しており、インデックス全体への波及は限定的との見方もある。ただ、「中国勢の技術追い上げ」は日本が強みを持つ半導体製造装置・材料セクターにも将来的な影響が及びうるテーマで、保有銘柄のセクター確認は有益かもしれない。植田総裁の午後の発言次第では円相場や金利が動く可能性があり、後場の値動きは引き続き要注視だ。

注意

本記事は公開情報をもとにした情報提供であり、投資助言ではありません。特定銘柄・セクターへの投資を推奨するものではなく、将来の株価や業績を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。

編
インフレ防衛メディア編集部

「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。