日銀10月利上げ見送り観測で円安継続、前場の日経平均は反発
日銀が10月の金融政策決定会合で利上げを見送る見方が広がり、円安・ドル高の基調が続いています。今夜の米CPI発表を控えた警戒感もあるなか、東京市場の前場は前日までの急落からの買い戻しが優勢でした。
何が起きているか
ドル円が158円台で推移
東京外国為替市場では午前にドル円が158.516円まで上昇した後、午後にかけてやや失速。関係者情報として「日銀は10月会合での利上げを見送る公算が大きい」との報道が流れており、これが円売り・ドル買いの一因となりました。一方で12月の利上げの可能性は排除していないとされており、今後の日銀の姿勢が注目されます。夜には米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、結果次第でドル円が大きく動く可能性があります。
日経平均は前場6万8193円で終了
日経平均は前場を6万8193円13銭(前日比+415円61銭、+0.61%)で終えました。前4営業日で2900円超下落していた反動で、半導体・ハイテク株を中心に買い戻しが入りました。寄り付きは6万7942円23銭でスタートし、徐々に上値を伸ばした形です。
どう読むか
日銀の利上げ先送りは、輸入物価を通じて食料品・エネルギー代など日常の家計コストに上昇圧力をかけやすい構図です。円安が長引くほど輸入コストが高止まりするため、物価動向を引き続き注視する展開が続きそうです。今夜の米CPIが予想を上回れば、ドル高・円安がさらに進む可能性もあります。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・物価を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。