米9月CPIが予想超え・ナスダック約2%安——AI・半導体株急落と円安圧力に注意
10月14日(米国時間)に発表された9月分の米CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回る「ホット」な結果となり、FRB(米連邦準備制度理事会)の追加利上げ懸念が再浮上しました。米国株は幅広く売られ、特にAI・半導体関連株への売り圧力が強まっています。
何が起きているか
米国株式市場(10月14日終値)は、予想外に強いインフレデータを受けて下落しました。ナスダック総合指数は約1.9%安、S&P500は約1.1%安で引け、ダウ平均はほぼ横ばい(約−0.09%)でした(出典:Yahoo Finance、2026年10月14日)。
売りの中心はAI・半導体関連銘柄で、CoreWeaveが15%超の急落、Oracleも約9%下落するなど主力銘柄が大幅安となりました。フィラデルフィア半導体指数(SOX)も下落しています。
銀行決算では明暗が分かれ、モルガン・スタンレーとブラックロックは予想を上回る好決算を発表した一方、バンク・オブ・アメリカとJPモルガンは予想を下回りました。なお次回FOMCは10月27〜28日に予定されており、今回のCPIが最後の主要物価統計として注目されていました。
どう読むか
FRBの利上げ再開観測が強まれば米国債利回りが上昇し、日米金利差の拡大を通じてドル高・円安方向への圧力が増す可能性があります。円安が続くと輸入物価を通じた生活コストの上昇につながりやすいため、今日の東京市場や為替の動きは注視しておきたいところです。AI・半導体株の急落は、関連する日本株(半導体製造装置・電子部品メーカーなど)の寄り付きにも影響する可能性があります。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・金利水準を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。