日経平均が1078円高で大幅反発、円安157円台で今日の相場を総括
27日の東京株式市場は大幅反発で引けた。前夜の米国市場でハイテク株・半導体株が買い戻された流れを受け、寄り付きから300円超上昇し、後場も勢いを保って4桁高となった。一方、株高に伴い円売りも進み、為替は157円台後半まで円安が進む場面があった。
何が起きているか
東証(10月27日終値)
日経平均株価は前日比1,078円72銭高の63,268円37銭で終了し、4日ぶりの大幅反発となった。TOPIXは同0.6%高。日経平均が1,000円超の上昇となった一方で、プライム市場では値下がり銘柄のほうが多く、上昇は一部の値がさ株・半導体株に集中した(OANDA Japan 27日市場サマリー)。
為替(10月27日東京市場)
東京市場のドル円は朝方もみ合いの後、株高にともなう円売りが広がり157円85銭まで円安が進んだ。財務省の片山財務相は市場の動向を注視しており「必要なら断固たる措置を取る」と発言している。17時時点では157円80〜90銭台で推移した(財経新聞 2026-10-27)。
上昇の背景
米国では前日(26日)にナスダック・S&P500が揃って反発し、生成AI関連銘柄を中心に買い戻しが入った。その流れが東京市場に波及し、半導体・AI関連の値がさ株が指数を押し上げた。なお27〜28日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催中で、政策声明は日本時間29日早朝に公表される見通しだ。
どう読むか
円安が157円台後半まで続いていることは、輸入コスト(食料品・エネルギー)の高止まりにつながりやすく、家計の物価負担は引き続き重い。NISAで米国インデックスファンドを保有している場合、今日の株高と円安の両方が円換算の評価額にプラスに働いている。ただし29日早朝に出るFOMCの声明文が利上げ継続を示唆する内容であれば、ドル高・円安がさらに進む可能性もある。今夜から明日朝にかけての為替動向は確認しておきたい。
注意
本記事は公開情報をもとにした情報提供を目的としており、投資助言ではありません。個別銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価・為替・金利を保証しません。最終判断はご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。