エヌビディア好決算でも日経平均は反落——「AI祭り不発」の背景
8月27日の東京株式市場は、前夜に発表された米エヌビディアの好決算を受けてAI・半導体関連株が朝方に買われたものの、その後失速。日経平均株価は前日比130.18円安の66,131.98円で取引を終えた。
何が起きているか
米エヌビディア(NVDA)は現地時間8月26日引け後、2027年1月期第2四半期(Q2 FY2027)の決算を発表した。売上高・調整後EPSはいずれも市場予想を上回り、次四半期(Q3)のガイダンスも事前コンセンサス(約103.8Bドル)を超える内容だったと伝えられている(株帳による決算プレビュー)。
ところが東京市場では「AI祭り」は不発に終わった。日経平均は午前に97円安となり、大引けにかけてさらに下押しが続いた(日本経済新聞)。背景には、決算会見でエヌビディア経営陣が言及したメモリー価格の高騰がある。HBM(高帯域幅メモリー)調達コストの上昇が企業のAI投資ペースを鈍らせかねないとの懸念が広がり、半導体関連株への買い意欲を削いだ(日本経済新聞・NVIDIA決算解説)。
夜間先物は一時290円安まで下落しており(tbladvisory.com)、翌日の市場も慎重な出発が想定される。
どう読むか
エヌビディアの売上自体は好調でも、「コスト増 → AI投資の鈍化懸念」という連鎖は、AI・半導体テーマのファンドやグローバル株式インデックスを保有するNISA投資家にとっても短期の揺さぶりになりやすい。足元の日経平均が66,000円台を維持しているかどうかが、次の短期的な注目ポイントになりそうだ。
注意
本記事は公開情報をもとにした情報提供を目的としており、投資助言ではありません。個別銘柄・ファンドの売買を推奨するものではなく、将来の株価・業績を保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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